13:00 川越駅 or 本川越駅集合
首都圏から電車でおよそ1時間。新宿や池袋からは特にアクセスしやすく、午後からのゆったり観光にもぴったりです。集合場所は、東武東上線/JR「川越駅」または西武新宿線「本川越駅」。それぞれ駅前には観光案内所もあり、地図やパンフレットを入手してからスタートできます。
13:30 蔵造りの街並みと時の鐘
川越の代名詞とも言える「蔵造りの街並み」は、江戸時代の面影を今に残す貴重なエリア。漆喰の黒壁や重厚な瓦屋根をもつ蔵造りの建物が立ち並び、まるで時代をさかのぼったような気分にさせてくれます。
通りの中央付近にある「時の鐘」は、寛永年間に建立された歴史ある鐘楼で、現在でも1日4回(朝・昼・夕方・夜)時を告げています。近くには川越銘菓のお店や和雑貨店、古民家をリノベーションしたカフェなども多く、街歩きそのものが楽しいスポットです。
14:30 菓子屋横丁で買い食い
川越観光の楽しみのひとつが、食べ歩き。特に「菓子屋横丁」は、昔懐かしい駄菓子屋が軒を連ね、童心に帰れる場所です。店先に並ぶ手作りの飴やふ菓子、芋を使ったスイーツやアイスクリームなど、見て楽しい、食べて美味しいグルメが盛りだくさん。
香ばしい焼き団子やさくさくの芋けんぴなど、川越ならではの味をぜひ楽しんでください。週末や観光シーズンは賑わいますが、地元の人とのふれあいもまた一興です。
15:30 喜多院と中院周辺の散策
川越の歴史を深く知るなら、徳川家ゆかりの「喜多院」は外せません。天台宗の名刹で、江戸城から移築された「家光誕生の間」や「春日局化粧の間」など、貴重な文化財を見学できます。境内には五百羅漢像が整然と並び、その表情一つ一つを見るのも楽しいひととき。尚、喜多院は川越最大の神社仏閣です。
隣接する「中院」は静かなたたずまいの寺院で、季節の花が彩る庭園が心を和ませてくれます。喧騒から離れ、落ち着いた時間を過ごせるエリアです。
17:00 小江戸蔵里で休憩とお土産
旅の終盤には、明治期の酒蔵を改装して作られた観光施設「小江戸蔵里(くらり)」へ。川越の銘菓や地酒、工芸品が揃う3つの蔵(明治蔵・大正蔵・昭和蔵)があり、お土産探しに最適です。
施設内には休憩スペースやテイスティングカウンターもあり、歩き疲れた身体を癒やしながら、旅の締めくくりをゆっくり楽しめます。お土産に悩んだら、さつまいもスイーツや川越限定のクラフトビールなどが人気です。
18:00 川越駅 or 本川越駅解散
名残惜しい気持ちを抱えながら、再び駅へ戻って解散。午後からでもしっかり満喫できる充実のコースで、川越の魅力をしっかり味わえます。
次はぜひ、季節を変えて再訪したくなるはず。特に春の桜、秋の川越まつりの時期には、また違った風景が楽しめます。